★6日目★2007年10月28日(日)★
今日はプラハ城内にある聖イジー教会での
夜のコンサートのチケットを買っていたので、夕方また出掛けました。
トラムを乗り換えたマラーストラナ広場。
夜景もとっても綺麗です。
プラハ城に一番近い丘の上の停留所で降り、人もまばらな夜のプラハ城内へ。
夜のプラハ城は幻想的。
今日は独立記念日で、旧王宮ではイベントが行われているようでした。
テレビ局の車が城内に何台も停まっていました。
コンサートは18:30からなので、30分前には到着。
入場時のチケットチェックなどは、
黒のロングコートに葉巻をくわえた白髪のダンディーな
いかにもマフィアっぽいイタリア人らしき方でした。
こういうコンサートのチケットってマフィアが管轄してるのでしょうか。
今宵のコンサートのリスト。
*J.PACHELBEL「CANON IN D」
*W.A.MOZART 「DIVERTIMENTO D DUR KV 136」
*A.VIVALDI 「FOUR SEASONS」
演奏:PRAGUE ROYAL ORCHESTRA
観光客向けの有名な曲ばかりで、
クラシックに詳しくない私でも楽しめる内容でした。
主人が奮発してVIP席を購入したのですが、
コンサートが始まる前は3列(約30人くらい)のVIP席には
私達二人だけしかおらず、かなり落ち着かなかったです(・・;)
(後ろのA席には沢山の人がいました。)
さきほどのチケット管理のマフィアっぽい人達には
ひそひそと鼻で笑われてるような感じだったし。。。(>_<)
本当に私達だけだったらどうしようと一人落ち着かなかったのですが、
始まる直前にはカップルが後ろに一組と
音楽マニアっぽい若者が一番前の列に陣取ってくれたのでホッとしました。
こちらの教会は音響がよいので有名みたいで、
チェンバロやバイオリンの音がよく響き渡りうっとり。
このムーディーな室内空間とあいまって、幻想的でした。
今でも時々思い出すくらい印象的なコンサートで、
新婚旅行のよい思い出となりました。
プラハロイヤルオーケストラの方々。
プラハに行く方は時間的に余裕があれば
ぜひこの聖イジー教会でのコンサート鑑賞をおすすめします。
VIP席 1000kc(約6000円)、A席 800kc(約4800円)、
B席 600kc(約3600円)
A席は教会備え付けの可動できない木の長椅子の前列の方で、
VIP席はそのA席の前に、よく体育館で使われるようなパイプの椅子が
並べられていました。
コンサートは観客より高い位置で演奏されるので、
VIP席を買わなくてもA席で充分じゃないかなと思いました。
ただ、A席だと外国のツアー客とかも結構いらしてたので、
入場したら早めによい席を確保されたほうがよいです。
VIP席も座席が決まっていないので、行った時に自分で席を選べます。
コンサート終了後、城内を旧登城道の方へ移動中。
この日は月がでていて、
まるで本当に中世の街に迷い込んだかのような風景でした。
プラハ城の衛兵は24時間勤務。
門に立つ衛兵は、朝6時から夜10時まで。
1時間ごとに交代しています。
この時期でも夜は5℃以下になり、歩いているだけでも寒いのに
1時間ジーっとただひたすら立つだけなんて大変なお仕事です。
本格的な冬のシーズンはもっときつそう。
旧登城道への門を出たすぐ右側に、
プラハの夜景鑑賞にぴったりの場所がありました。
二人で写真を撮るのに夢中になっていると、
今までそこにいた外国のツアー客がバスに乗り込んでしまい、
二人だけしかいなくなってしまいました。
夜の旧登城道。
こちらもムーディー。
でも辺りに人がいなくなってしまったので、
ここで不審者に囲まれたらヤバイと思い、
ドキドキしながらトラムの停留所まで急ぎ足で向かいました。